官民連携事業のモデルケースに
総合地所株式会社は平成27年9月竣工予定の新築分譲マンション「ルネ蕨ガーデンシティ」(埼玉県蕨市北町1丁目)において、埼玉県蕨市との官民連携協定(マンション建設に係るまちづくり協力協定)を締結したと発表した。
蕨市では今年度より「コンパクトシティ蕨 将来ビジョン」を10年間の市政運営の基本指針に制定し、安心で住みやすいまちづくりを目指している。総合地所は蕨市と連携協定を結ぶことで、同市の取り組みに寄与。「ルネ蕨ガーデンシティ」竣工日後1年を経過する日まで、連携協定に沿って事業を進める。
行政による市政運営方針に沿って、民間の分譲マンション開発事業者が事業展開を進める、官民連携のモデルケースとして注目される。
(画像はプレスリリースより)
マンション住民も周辺住民も住み心地のよい環境に
「ルネ蕨ガーデンシティ」では、防災、子育て、住環境、コミュニティの4分野で、蕨市との連携協定に基づく事業計画を実行。「コンパクトシティ蕨」のコンセプトに沿ったマンションの建設を進める。
防災面では、非常用飲料水生成システムや非常用マンホールトイレなどを設置。子育て面では、1階に認可保育所が入居する予定であるほか、蕨市の指導のもとに「埼玉県子育て応援マンション」の認定を受け、さまざまな設備を整えている。
住環境面では、事業用地の外周を歩道拡幅用地に提供。敷地内にも緑地空間や植栽を多く取り入れ、地域の緑豊かな環境整備に貢献する。コミュニティ面では、緑地スペースを周辺住民に開放し、マンション住民全世帯は町内会に入会、地域コミュニティの活性化が期待される。

総合地所株式会社 プレスリリース/ValuePress!
http://www.value-press.com/pressrelease/129976総合地所株式会社 リリース
http://www.sohgohreal.co.jp/info/pdf/20140822.pdfルネ蕨ガーデンシティ
http://www.sgr-sumai.jp/mansion/w-164plus/