マンション建て替え事例累計20件をまとめたレポート
旭化成不動産レジデンス株式会社は、マンションの建て替えを検討する管理組合や区分所有者向けに、「―成功例に学ぶ― マンション建て替えレポートVol.2」を発刊した。これは、同社が関わった20件のマンション建て替え事例の概要と合意形成までの経緯をまとめたもの。
(画像はプレスリリースより)
複雑な権利関係をまとめる力やノウハウ
同社は高経年マンション建て替え事業において、着工ベースで20件と業界トップクラスの実績を持つ。住宅請負事業で培った「合意形成力」を強みにを積極的に建て替え事業を推進しており、その中でサポートしてきた区分所有者の数は累計で約1400組にも上る。
これらの実務経験から得た複雑な権利関係を自らまとめる力やノウハウを強みに、「権利者とともに創るマンション事業」という独自のポジションを更に強化し、10年後には累計建て替え着工100件を達成できるよう事業を推進していく考え。
なお、常設モデルルーム「ATLAS COLLECTION」を2015年1月に東京都文京区にオープンする。これは事業強化の一環として、今後ますます増えてくるであろう小規模マンションの建て替え情報などを入手するためである。同モデルルームは、セミナーなどを開くイベント会場としても活用し、地域密着型の営業活動拠点とする。
マンション建て替えレポートVol.2の概要
このレポートには、20件の平均データから「築36年で建て替えの検討が始まり、約8年の検討・合意形成期間を経て、建築後平均44年で建て替えを決めている」などの実態が記されている。
また、11件目から20件目の実例については合意形成の経緯を紹介し、小規模マンションの建て替え、団地の建て替え、借地権マンションの建て替え、既存不適格マンションの建て替えなどそれぞれに異なる課題の解決までの道筋をわかりやすく紹介している。
同レポートは、マンション建て替えを検討している管理組合などに広く役立つよう、希望者に無料で配布する。

旭化成不動産レジデンス プレスリリース
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/201400801/index.html/資料請求URL
http://www.afr-web.co.jp/tatekae-lab/form/zadankai/request_entry.html/