時差家族に対する満足度調査
5月20日 積水化学工業株式会社 住宅カンパニーの調査研究機関である株式会社住環境研究所が「時差家族の住まいと暮らし満足度」調査を実施した結果を発表した。
時差家族って?
家族間で生活習慣が合わない家族のこと。主に休日が違う日になることや、夜勤や交代勤務などが原因だ。
今回の調査結果では持ち家を持っている世帯のうち約40%強が時差家族であることが判明した。
家族の満足度は?
相対的に建売住宅やマンションに比べて、注文住宅の方が満足度は高い傾向にあるが、特に時差家族では、顕著に時差家族の満足度が高くなることが今回の調査でわかった。
時差家族の負担や支障を感じる割合
夜勤ありの家族が最も負担や支障を感じる割合が多く、ついで休日がそろわない家族、時差なし家族の順で負担や支障を感じる割合が低くなっている。
また男女別では、男性よりも女性の方が負担や支障を感じるが高いという結果がでた。
満足度の低さを感じる項目の違い
満足度の低さの感じる項目で時差家族と時差なし家族で差がでるのは、経済性(光熱費)、就寝環境、家事分担などの項目であった。
調査の結果、時差家族が満足度を上げる鍵となるのは?
以上の調査から、時差家族の住まいに対する満足度の向上には就寝環境には着替える場所と寝る場所をわけることが、経済性には太陽光発電などの電力単価を安くすることが鍵となりそうだ。
(画像は株式会社住環境研究所ホームページより)

株式会社住環境研究所 プレスリリース
http://www.jkk-info.jp/files/topics/53_ext_05_0.pdf