「MIRAI図」公開
リスト株式会社およびリストグループは、昭和女子大学と住宅関連企業5社の女性達で構成された住まいの商品開発プロジェクト「MIRAI図(みらいず)」の最終案を発表。第1回公開プレゼンテーションでは、「スマイルハウス」「La Seek」「Rakurasu Town」の3つが発表された。
マンション、戸建、地域をテーマに
スマイルハウスは、仕事、家事、子育てに忙しいワーキングマザーのためのマンションで、住戸と共用廊下の間に土間と開放空間を設けた間取りだ。子供達が放課後一緒に過ごすことはもちろん、地域にも開放してサークル活動などに利用することを想定。また、住戸内の洗濯機置き場と干す場所、収納間の動線を圧縮し、動きやすい間取りに工夫している。
La Seekは建売住宅で、自分で手を入れる余地を残し、住みながら完成していく住宅を提案。豊富なパーツで施工期間も考慮され、「世界にひとつだけのわが家づくり」の工夫が施されている。
Rakurasu Townは、共働き夫婦が暮らす街づくりがテーマ。核家族の孤立化を解消するためクラブハウスを設置し、部活動を通して人間関係の醸成を図る。また戸建用管理組合、防犯性を重視した道路整備なども盛り込んでいる。
完成に向け着手
「MIRAI図」は女性の社会進出、少子高齢化、育児の変化などを背景に、女性の視点から見たこれからの暮らしを考え、発足したプロジェクト。それぞれ2015年、2016年の商品化に向け、検討・協議が始まっている。
(画像はプレスリリースより)

リスト株式会社のプレスリリース
http://www.listsothebysrealty.co.jp/