前月比で神奈川県以外は下落
東京カンテイは、2月12日、「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。前月比で首都圏平均は2ヶ月ぶりの下落、近畿圏及び中部圏は上昇となった。
同発表の集計方法は、同社データベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政区単位に集計し平米単価に換算したもので、集計対象は専有面積30平方メートル未満の住戸と事務所及び店舗用を除外したもの。
集計地域及び事例数は、首都圏が東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県で35,026件、近畿圏が大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県で21,635件、中部圏が愛知県・岐阜県・三重県で2,918件。
首都圏等の分譲マンション賃料推移
都県別に2015年1月の平米単価をみると、東京都は3,049円で前年同月比0.8パーセント増、前月比0.3パーセント減、神奈川県は2,004円で前年同月比0.7パーセント減、前月比は横ばい。
埼玉県は1,603円で前年同月比0.4パーセント減、前月比0.3パーセント減、千葉県は1518円で前年同月比1.0パーセント減、前月比0.5パーセント減となった。首都圏平均では、2,545円で、前年同月比1.1パーセント減、前月比0.7パーセント減となった。
その他の地域は、近畿圏が1,896円で前年同月比2.1パーセント減、前月比1.9パーセント増、中部圏が1,513円で前年同月比2.2パーセント減、前月比0.9パーセント増となった。
主要都市別にみると、東京23区は3,180円で前年同月比1.1パーセント増、前月比0.5パーセント減、横浜市は2,124円で前年同月比1.1パーセント減、前月比0.1パーセント増。
大阪市は2,094円で前年同月比4.4パーセント減、前月比1.8パーセント増、名古屋市は1,640円で前年同月比1.4パーセント減、前月比0.4パーセント増であった。

東京カンテイ
http://www.kantei.ne.jp/東京カンテイのプレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201501.pdf