同線沿線の平均坪単価は14万円上昇
東京カンテイは、2月10日、東急世田谷線沿線の駅別中古マンション価格相場を発表した。同社データベースに登録されたファミリータイプ中古マンションの売り希望価格をもとに、駅別に平均坪単価を算出したもの。今回の集計期間は2014年9月から11月のもの。
発表の概要
同線の三軒茶屋から下高井戸における平均坪単価は222万円で、1年前と比較して7.1パーセント、14万円上昇した。事例数は561件、平均築年数24.9年、平均専有面積49.9平方メートルであった。
主な駅の価格相場は、現状価格が1年前より上昇したのは、三軒茶屋、若林、世田谷、上町、下高井戸で、下落したのは松蔭神社前、松原であった。最高価格は三軒茶屋の242万円で1年前より19万円上昇した。
次に高かったのは若林で、215万円で同52万円の大幅上昇となった。これは築年数の古い物件が半減した影響とみられる。下高井戸も211万円で同30万円の上昇となったが、比較的新しい物件が流通したため平均価格が上昇したとみられる。
上町、世田谷も上昇基調で、下落した松陰神社前も築25年以上の物件増加により平均価格が下がったが実質的には上昇基調となっている。

東京カンテイ
http://www.kantei.ne.jp/index.php東京カンテイのニュースリリース
http://www.kantei.ne.jp/jusin/jusin_bn650.html