マンション向け「エネファーム」が380戸に採用
この度、東京ガス株式会社販売のマンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」が、埼玉県さいたま市に完成予定の「ウエリス浦和美園サウステラス」で全戸採用されることが決定した。
マンション向け「エネファーム」が埼玉県のマンションで採用されるのは、今回が初めてとなる。
マンション向け「エネファーム」で地球環境へ配慮
分散型エネルギーシステム「エネファーム」では、都市ガスから抽出した水素を、空気中の酸素と化学反応させることで発電。家庭内で発電した電気を同じ家庭内で利用することが可能なため、送電ロスをなくすことができる。
さらに「エネファーム」では、発電時に出る熱も給湯に利用されるため、無駄がなく、地球環境へ配慮したシステムとして、省エネ・省CO2へも貢献。また、社会的な需要が高まっているエネルギーセキュリティの向上や、電力ピークカットにも貢献する。
火力発電所からの電気と都市ガス給湯器からの給湯をおこなう方式と比較して見ると、「エネファーム」を使用した場合、定格発電時に削減できるCO2排出量は、約49%。一次エネルギー消費量は、約37%を削減することが可能となる。
また、マンション向け「エネファーム」の場合、約3~4万円の年間光熱費削減に貢献するとともに、約1.0トンの年間CO2排出量を削減することができる。
「次世代の快適性」を追求するマンションでエネルギーを賢く活用
マンション向け「エネファーム」が全戸採用されることが決定した「ウエリス浦和美園サウステラス」は、全380戸の、「次世代の快適性」を追求するマンション計画。
顧客の防災意識や省エネ意識が高まりつつあるなか、今回、そんな「ウエリス浦和美園サウステラス」にて、マンション向け「エネファーム」が採用されることが決定。
「次世代の快適性」を追求するマンションで、「エネルギーを賢く利用し、おトクに暮らす」ことが、実現していく。
マンション向け「エネファーム」を全戸採用する「ウエリス浦和美園サウステラス」は、2015年5月下旬より販売され、2017年2月下旬に引き渡しされる予定。
(画像はプレスリリースより)

東京ガス株式会社によるプレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20150217-01.html