伊藤忠都市開発が建替え専門組織を追加新設
この度、伊藤忠都市開発株式会社が、建替え専門組織の拡充を発表。
今後は、建替え事業の一貫体制を整備し、マンション建替え・等価交換事業をこれまで以上に積極的に拡大していく方針だという。
分業体制から一貫体制へ
伊藤忠都市開発ではこれまで、用地仕入れ担当部署(用地開発部)内の「マンション建替・再開発室」において、マンション建替えおよび、等価交換案件に関する用地取得をおこない、事業化確定の段階で、開発担当部署(都市住宅事業部)に引き継いでいた。
しかし今回、地権者やマンション管理組合理事、建替えコンサルタントなど、マンション建替え関係者らの要望に、迅速かつ丁寧に対応していくべく、開発担当部署に「建替推進課」を新設。
用地仕入れの専門部署と緊密に連携することで、これまでの分業体制から、建替え事業の一貫体制へと整備していくことにした。
今後は、「権利者調整(建替決議取得補助等)」から「竣工検査・引渡」に至るまで、マンション建替え関係者のきめ細かなサポートおこなっていくことになる。
等価交換方式による分譲事業が販売開始
伊藤忠都市開発では、建替え事業の一貫体制増強のもと、この度、等価交換方式による分譲事業「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」が販売開始となった。
この事業では、複数の地権者が所有していたそれぞれの土地・建物を権利調整。総戸数67戸(等価交換住戸10戸を含む)の「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」を建設した。
これは、複数の権利者の同意を得ることにより、事業化したもの。「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」周辺では、「中央区湊二丁目東地区第1種市街地再開発事業」も計画されており、今後の発展にも期待が寄せられている。
また、「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」のデザインキーワードには、「Harmonise(調和)」を設定。「白」を基調とした外観デザインでシンプルでモダンな印象を与えるとともに、エントランス計画には、銀座のショーウィンドウを意識。
歴史あふれる土地や、銀座生活圏という立地特性を最大限に活かした計画とした。
「クレヴィア東京八丁堀 湊 ザ・レジデンス」では、1LDKから3LDKまで多彩なプランを用意。さまざまなニーズを有する人たちから、好評となっている。
(画像はニュースリリースより)

伊藤忠都市開発株式会社によるニュースリリース
http://ipd.co.jp/info/news_files/162_tmp_174.pdf