8月度首都圏等の不動産流通市場動向を発表
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は9月10日、首都圏(1都3県)、札幌市・仙台市における2018年8月度の不動産流通市場の動向を発表した。
中古マンション成約件数は前年比で4か月ぶりの増加
2018年7月の首都圏における中古マンション成約件数は、前年同月比1.7%増の2,303件で4か月ぶりの増加、前月比では26.6%減で2か月連続減少した。
首都圏地域別では、東京都が前年同月比3.9%増の1,186件、埼玉県は同2.5%増の282件、千葉県は同20.1%減の250件、神奈川県は同9.3%増の585件だった。
東京都は前年比4か月ぶりに増加したものの、前月比では28.4%減で12か月ぶりに1,200件を下回った。
埼玉県は前年比で反転増加、千葉県は同4か月連続減少、神奈川県は同反転増加したが、前月比23.5%減で7か月ぶりに600件を下回った。
【首都圏中古マンション成約価格は68か月連続上昇
首都圏の中古マンション成約価格は、前年同月比2.5%増の3,318万円となり、68か月連続上昇となった。前月比では3か月ぶりに下落した。
東京都は、前年同月比1.5%増の4,094万円で、71か月連続上昇中である。埼玉県は同2.7%増の2,124万円で3か月連続上昇、千葉県は同5.5%減の1,891万円で8か月ぶりの下落、神奈川県は同2.4%増の2,929万円で37か月連続上昇した。
(画像はプレスリリースより)
公益財団法人東日本不動産流通機構のニュースリリース
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201808_summary.pdf別掲
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/MW_201808data.pdf