省エネルギーと創エネルギーにより基準1次エネルギー消費量を75%以上削減
2018年7月10日、株式会社大京は、兵庫県芦屋市に所在する「ライオンズ芦屋グランフォート」(以下、同物件)において、経済産業省が定める「Nearly ZEH-M(Nearly Zero Energy Mansion、ニアリーゼッチマンション)」(以下、同準拠集合住宅)として、日本初のBELS評価書を取得したと発表した。
同準拠集合住宅は、省エネルギーと創エネルギーにより基準1次エネルギー消費量を75%以上削減した集合住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指すという国の政策目標の実現に向け、2017年に、経済産業省が「集合住宅におけるZEHロードマップ検討委員会」を立ち上げ、2018年5月にZEH-Mの定義を策定した。
なお、同物件は、7月13日(金)より販売を開始する。
ライオンズ芦屋グランフォートの主な特徴
同物件は、総戸数79戸で、全国でも有数の住宅地として知られる芦屋市でも、阪急電鉄神戸線の北側、芦屋市内 山の手の朝日ヶ丘町に立地しており、六甲山系の豊かな自然美に恵まれた環境にある。
エネルギー消費量を減らし、創る住宅として、外皮性能の向上により断熱・省エネ性能を高め、さらにアルゴンガス入り Low-E 複層ガラスの高性能アルミ樹脂複合サッシや次世代燃料電池などを導入して、全戸平均32%の省エネを実現するとともに、建物屋上に設置する太陽光発電により、全戸平均 48%の創エネも実現している。
また、災害時に「電気」「水」「ガス」全てのライフラインが途絶しても、7日間以上電力を供給し、生活を持続することが可能で、平常時は、日中は太陽光で発電した電力を蓄電池にためつつ共用部の電力使用量を削減するとともに、井戸水を植栽自動灌水システムや共用部散水に利用することで、環境負荷を軽減しながら維持管理費を削減している。
さらに、敷地内緑地率を20%確保し、構成樹種は在来種を100%使用するなど、生物多様性にも配慮した敷地計画で、生態系を保全し、自然の力を生かす住宅となっている。
(画像はプレスリリースより)
大京 ニュースリリース
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20180710.pdf